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階段で転び、お尻を強打。椎間板ヘルニアと診断(27歳男性・会社員)

更新日:2月19日


2ヶ月前に階段で転倒してしまい、右のお尻を強打しました。


その直後から、ぶつけたお尻から右太ももの後ろにかけて、痛みとしびれを感じるようになりました。


病院で診察を受けたところ、腰の椎間板ヘルニアと診断されました。


薬や牽引治療を受けるものの、一向に改善をする様子はなく、特に症状が変化をすることはありませんでした。


自分で調べた骨盤矯正の体操などで体を動かしているので、一時期よりは痛みも落ち着いてきています。それでも、一日中お尻から太もも裏に痛みや痺れを感じています。


寝ているときは楽なのですが、座っている状態で右の太ももを上に持ち上げると、太ももの裏に痛みが走ります。



Gさんの主な症状

・座っている状態で右の太ももを持ち上げると太ももの裏に痛みが走る

・朝から晩までお尻から太ももの裏に痛みのようなしびれがある

・長時間座っていると、腰の真ん中の部分が重だるくなる

・寝ていると痛みを感じない

施術後の経過

・1回目

カイロプラクティック治療で30%程度の症状の改善。

・3回目

治療後には初回来院時の症状の強さが、50%以下に。

・5回目

治療後には、Gさんの主な4つの症状を感じることがなくなりました。そのため治療開始から3週間後、合計6回の治療を終了いたしました。



担当のコメント

今回の症状は、お尻の筋肉を階段で打撲(怪我)してしまい、そのときに起こった殿部の筋肉の固さが、影響をしているものでした。


病院では椎間板ヘルニアと診断されたようですが、腰に対するストレス検査や足の感覚、反射のテストなどでは全て異常がみられなかったため、ヘルニアがGさんの直接的な症状の原因である可能性は低いと判断しました。


筋肉を打つけるなどの怪我をすると、その傷が治る過程でどんどんと固まって傷が修復されて行きます。


そのために固まってしまったお尻から、太もも裏の筋肉が以前のように上手に伸ばすことができず、この動作をすると引っ張られた痛みを感じるようになりました。


またしびれに関しては、治療前の検査で異常は診られないものの、固まったお尻の筋肉の真下を通る坐骨神経を、軽度ではありますが押しつけて坐骨神経痛を起こしている可能性がありました。


治療以外では、お仕事柄、長時間の座っている姿勢の為、普段から股関節全体の柔軟性を高める体操も指導させて頂きました。



▼ACカイロがオススメする「テニスボール1つで始める腰痛ケア」

ぶつけて怪我で固まってしまったお尻の筋肉を座りながらテニスボールでほぐしましょう。

また普段からデスクワークなどで、長時間座っていることが長い方は、怪我でなくても日常的にお尻の筋肉に負担をかけていることが多く、同じように凝り固まっているのでぜひお試しください。


テニスボールはお手頃な値段と、適度な固さ。お体の色々な場所に使えるのでコスパのとても高いマッサージ器具だと思っています。ご家庭や職場に置いておいて使うのもお勧めですよ。





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