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執筆者の写真庭野 祥

立ち仕事で足の甲に痛みとしびれが出てきました(26歳女性)

更新日:7月25日


仕事がら立ち仕事が多い職場で働いています。夜勤も続き、ずっと立ちながら仕事をする状態が続いていました。


症状が出始めたのは2週間前くらいからで、最初は足の甲が「じんじんとしびれている」ような感覚になりました。その後は歩くと痛みが出るようになり、今では立っている状態でも痛みがあります。


友人には「疲労骨折ではないか?」と心配されたので、整形外科で診てもらいましたが、レントゲンでも特に骨には、異常はありませんでした。しかし日に日に痛みは増しているし、どうして良いかも分からず心配です。



Aさんの主な症状

1:足の甲に痛みと違和感がずっとある

2:一日中、痛い

3:歩くときに力を入れると痛みが増す

4:靴を脱ぎ、休憩すると少し楽になる



施術後の経過

●1回目

カイロプラクティック治療では足をアイシング後、足の関節を中心とした部位に治療を行っていきました。治療後には痛みの緩和がみられました。

●2回目

来院時には違和感は若干あるものの、施術後には痛みも和らぎ症状の軽減がみられました。

●3回目以降

3、4回目は症状が落ち着いてきたため、より体全体のバランスをカイロ治療で整える。計5回の施術を行い1〜3の症状において痛みとしびれが消失し改善が確認出来たため、施術を終了しました。


担当からのコメント

患者様が心配していた疲労骨折はなく、「足の筋肉と靭帯が疲労」していたために今回の様な症状が出ていました。


この患者様が普段使っていた靴の多くは、先が細くなっているタイプのもので、足の先全体を締め付けてしまい、足の裏や指をうまく使えていませんでした。また、長時間の立ち仕事で足首から足の指までも負荷がかかっていたようです(爪先が締められすぎると、足の本来の支える働きがうまく行かないことがあります)。


足の指は骨はもちろんのこと、腱や細かい筋肉で構成されているので、指と指の間を広げて可動域を上げがると血流も良くなり、しびれの様な症状も緩和されることが多々あります。繰り返し行う事で、周囲の組織も柔らかくなります。


アイシングに関しては、筋肉や靭帯の炎症を抑えるために行いました。普段も、痛みが強いときなどには、お風呂上りにしっかりアイシングを行うことが大切です。


あとは足の指を開くセパレーターというものを使うことで、「足の指の間の筋肉がストレッチ」をされるので、足まわりをリラックスさせる方法などもアドバイスさせて頂きました。


(*未確認ですが100円ショップのような場所でも手に入ると思います)



▼ACカイロがオススメする「テニスボール1つで始める腰痛ケア」

この動画の4番目、「足の裏のマッサージ」今回の症状予防に役立ちます


先ほどのフットセパレーターを使いながら、足の裏をテニスボールでマッサージをすると足の疲れが取れやすくなります

また立ち仕事などでは足先だけではなく、「太ももやお尻などを含む足全体を使っている」ため、テニスボールを使用した「股関節周りの筋肉の疲れを取る方法」もオススメです。高価なマッサージ器具などもありますが、テニスボールでも十分代用ができます。Amazonや楽天などでも簡単に手に入りますので、ご用意してみてはいかがでしょうか。



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