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産後に腰痛と手首の痛みが悪化しました(30歳女性)

更新日:2019年6月17日



元々ヘルニアを患っていましたが、産後に悪化してしまいました。また、手首も段々と痛みが増しており最近は夜も眠れないぐらいに痛みます。赤ちゃんを抱っこしながら、家の事をやっていると上半身の筋肉が張ってきて、手首の痛みが鋭くて包丁も握れなくなりました。痛みが日に日に増してくるので、どうして良いか分からない状態でした。また子供を抱く時に、前屈みになった際に腰に激痛があり家の中を歩くだけでも辛い状態が続いています。夜も、寝返りが辛いのと手が痛いので睡眠もままならず疲れもピークとなっています。



Aさんの主な症状

1:左の手首を動かすと鋭い痛みが全体

に広がる

2:出産後、骨盤が開いているのか歩く

時に股関節が痛くなってきた

3:持病のヘルニアがある為腰から背中

にかけてもいつも鈍い痛みがある

4:夜間に、寝返りのたびに手の痛みで

起きる

5:しゃがむと膝も痛い



施術後の経過

1回目のカイロプラクティック治療で、左手首にはアイシングと筋肉を緩和させる治療をしたところ張り感が半減し、痛みも和らぎました。また、手首の関節の可動域を抑える為にテーピングで軽度の固定をしました。手首に関しては、腱鞘炎の状態でしたので冷やしてあげることでまずは痛みを抑えることが出来ます。また、腰に関しては、全体的に治療を行ったところ張り感と重だるさが軽減しました。2回目の治療の後、手首を動かしてピースサインが出来る様になりました。また、痛みも寝ている時に感じなくなったようです。3回目の治療では、腰や背中に関してはだるさも取れてそれに伴って股関節の痛みもなくなりました。4回目の治療では、腱鞘炎の症状は治まり身体も全体的にスッキリして調子が良くなってきました。


5回目の治療では、個々の症状が経過良好でしたので全身アプローチとしての治療をしました。その後は、患者さん自身が自宅で取り組むことが出来る生活指導をさせて頂いています。



担当からのコメント

産後の手首の痛みは、家事や育児などで殆どのお母様方が経験なさる症状の一つだと思われます。痛みを感じたらすぐにアイシングをして、正しい固定をすれば症状が長引くことはないでしょう。また、腰痛に関しても前屈みや立ち上がったり座ったりする動作で関節自体に負荷がかかる機会が増えたために悪化したと思われます。元々、今回の患者様はヘルニアをお持ちで多少なりとも腰にリスクはお持ちでした。ですが、今回の腰痛はヘルニアに起因しているものではなく、今まで以上に筋肉に負担がかかったために起こった症状といえるでしょう。治療においてのストレッチなどでも身体には十分変化が現れます。


少しでも、ご自身のお体を休めてあげる時間を持っていただくために当院ではお子様連れでの来院をお勧めしています。




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