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執筆者の写真庭野 祥

撮影で肩の高さの違いを指摘されることが増え、姿勢を根本的に変えたい (40歳男性・モデル)

更新日:2021年6月12日


元々慢性的な肩こりはありましたが、仕事がら姿勢は常に意識しています。


カメラマンからは「右の肩が上がっている、アゴをもっと引いてくれ」といわれる機会が最近増えました。

意識はしているものの、いまいちそれが上手くいっていない印象なので、これを変えたいです。


最近は姿勢を保つために必要な筋力を高めるため、毎日のランニング以外にもパーソナルトレーナーをつけてトレーニングをしています。



Wさんの主な症状

・普段は特になし

・疲れると右肩の奥のコリが気になる

・昨年膝を傷めて腫れていらい、走ると膝の痛み

・気を抜くと首を前に出す、巻肩になってしまう



施術後の経過

●1日目

特に症状はないとのことでしたが、初回のカイロ治療が終わった段階では「体が軽くなった」と喜ばれていました。顎を引く、胸を開くことも楽に意識ができるようになりました。


●2回目

右肩の症状も感じていないものの、姿勢を意識すると肩が痛くなるということなので、肩だけではなく、腰回りからよりよい姿勢を保てるよう」に腰部の伸展可動域の改善などをより積極的に行いました。


●3回目

症状の再発も見られず、指導させていただいた体操も、しっかりとご自宅で実践していただけているようでした。筋肉や関節のアンバランス差を整える施術を行い、2〜3週間のメンテナンスへ移行しました。



担当からのコメント

今回のお悩みは、症状の改善よりもモデルというお仕事のパフォーマンスを上げるために、より正しい姿勢をしっかりとご自分のものにしたい、というものでした。


普段から姿勢を意識する機会がとても多いご職業の方でも、よい姿勢を保ち続けることには苦労されているようでした。


元々のお体の柔軟性は高く、また体調維持のために継続的な運動はかかさなかったため、筋力も十分にありました。

ただ肩まわりの胸や脇の下、アゴを前に突き出すように引っ張ってしまう首の前側の筋肉は、元々の柔軟性が高い筋肉の質感と大きく異なる固さになっていました。


知らぬ間にとはいえ固まった筋肉は、肩や首を猫背の姿勢へと引っ張ってしまいます。


よい姿勢を保つためには、ご自身の意識は必要不可欠なのですが、このように固まった筋肉を柔らかくすることで、不要な引っ張りを減らし、よりよい姿勢をするための意識も効率的に行えます。


施術では筋肉の柔軟性を高めることと、背骨を中心とした関節のバランスを整えました。


また施術の効果をより高め、長持ちさせるために必要なセルフケアの指導をさせていただきました。



▼ACカイロがオススメする「アゴが前に出る、肩が巻き肩になってしまう」方に手軽にできる「胸、脇の下、首のストレッチ」


首と肩は仲間です。症状の改善するためだけではなく、よい姿勢を保つためにも、この首や肩の柔軟性は重要です。

1. 胸の前側のストレッチ 腕を動かすときは必ずと言っていいほど、この筋肉に力が入っています。鎖骨の下にある胸の筋肉を押し続けながら、腕もグルグル回しましょう。 2. 脇の下のストレッチ 使っていなそうで、実はとても負担をかけている筋肉。肩を下からサポートしています。指を組んだら、伸びをして、そのまま体を傾けましょう。

3. 首の前側のストレッチ ここはかなり重要です。みなさん首の後ろや肩、背中など痛みを背面に感じることが多いと思いますが、この首の前側の筋肉。相当疲れています。


ここを楽にすることが首や肩こりを改善するための近道です。鎖骨を手で軽く押させて、そのまま顔を天井に向けます。そして右、左とゆっくりと首を動かします。 ///////// ご自分では気がつきにくいのものですが、実は体は色々な場所が連携を取りながら動いています。


一見、痛い首の場所でもないところにストレッチそしても、「本当に効くの??」と思われるかもしれません。 もしあなたがいつも行っている体操があり、それらの効果がイマイチだなと思われたら、まずは1週間だけでも良いので、当院の動画の体操を続けられてみてはいかがでしょうか。





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