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産後から股関節の動きがしっくりきません(43歳女性)

更新日:2019年6月18日



15年前の出産の際に、恥骨が離れてしまい帝王切開をした後から股関節の動きがしっくりきません。股関節の痛みなどではないのですが、曲げづらく何か違和感を覚えています。たまに立ち上がるときに股関節がカクッと力が抜けるような感覚があります。普段生活をしていて歩きにくいとか、階段の上り下りで苦労するという事はありません。またぎっくり腰を何度か繰り返しているのですが、先日合気道の先生に腕を引っ張られたとき腰が痛くなりました。今日は大分落ち着いてはきましたが、いつも腰痛になると同じ左側の奥が痛みだします。腰が痛くなると座った状態から立ち上がったり、腰に力が入りにくくなったりすることがあります。



Dさんの主な症状

1:左の股関節を曲げながら内側に倒すと

股関節の付け根に痛みが出る

2:腰を反らせる身体を左側に倒すと左

腰の奥に腰痛がおこる

3:首こりや肩こりはほとんど感じない



施術後の経過

1回目のカイロプラクティック治療で股関節を動かしたときに感じる違和感や曲げにくさは半減され、2週間後に3回目の治療を終了する時には股関節に関しての症状は改善されました。

腰痛に関してはぎっくり腰を繰り返して、患部が固まっていた為少し時間はかかりましたが5回目の治療後には自覚症状、腰の動きにともなって感じていた腰痛も改善されました。

また肩こりなどの症状は訴えてはいませんでしたが、より全体的なバランスを整えるために首や背中を含むトータル的なアプローチを心がけました。


症状の改善した現在は、大好きな合気道を行いながら、月に1回程度体調管理で来院されています。


担当からのコメント

股関節の違和感に関しては、骨や軟骨などに問題があるのではなく筋肉が上手に伸び縮み出来ない状態が問題となっていました。また繰り返す腰痛やぎっくり腰も股関節の問題の関与が疑えた為、腰や股関節へのカイロプラクティック治療を並行して行いました。


出産時の恥骨離開は、現時点での症状とは直接関係はありませんでしたが、過去の外傷が身体の不調な部分へ負担をかけていることも考えられるので、それらへのアプローチも行いました。


元々運動が大好きなこの方は、現在でも週に2回は合気道の道場に通って汗を流しています。皆様のお身体がよりスムーズに、そして負担の少ない状態で楽しく動かして行けるように今後もお役に立てられればと思っております。




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