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慢性的な肩こりから右肩が上がらなくなりました(45歳女性)

更新日:2021年7月31日

慢性的な首から肩のこりにお悩みの患者様の治療の経過や予後をご覧頂くことが出来ます。



デスクワークが多く慢性的な肩こりを感じていました。最初は肩こりだけでしたが、そのうち肩を動かした時にも肩に違和感が出始めました。その後右肩を上げようとした時に激痛が起こり上げる事が出来なくなってしまいました。朝起きた時は肩が固まってしまっているような感じで、どの方向にも動きません。そのせいか最近は肩だけではなく肩甲骨や背中まで張ってくるようになり、酷い時には頭痛も出てきます。



Aさんの主な症状

1:肩こり

2:右肩の痛みと肩甲骨から背中の張り感がある

3:酷くなると頭痛が起こる



施術後の経過

1回目のカイロプラクティック治療で背中の張りが軽減されました。2回目の治療では、肩周りの凝り感と可動域の改善がみられました。3回目も、継続して肩周りをメインに治療を続けました。4、5回目の治療では、頭痛の軽減がされ肩周りの痛みも改善されました。


6回目の治療では右肩の拳上が可能になりました。現在は、2週間に1度のペースでメンテナンスに通って頂いています。



担当からのコメント

今回の患者様の症状は慢性的な肩こりと、四十肩が同時に起こった症状でした。頭痛に関しては、筋肉の疲労から誘発される緊張性頭痛の様でした。

一般的に四十肩、五十肩は『肩関節周囲炎』と呼ばれており筋肉に炎症が起きたり、筋肉の線維が固まりすぎて動かした時に痛みが出たりする症状です。年齢的なもの、環境的なものなど要因は様々ですがこれと言って原因の特定は難しいものです。


日々のケアから、患者様には色々なストレッチをして頂いたので症状の改善も早かったです。肩関節を動かしながらの可動域を上げていく治療は、最初はかなりの痛みを伴いますが段々と症状の軽減と可動域の増大を感じて頂けます。再発性は低い症状ですが、様々な要因が重なってくると改善に時間がかかるものですので異常を感じたら専門の治療院へ行かれることをお勧めします。


慢性的な肩こりにオススメする簡単セルフケア▼


肩こりに良く効く3つのストレッチをご紹介します。


今回の症例でも実際に患者さんにご指導させて頂いたものです。ぜひお試しください。

1. 胸の前側のストレッチ 腕を動かすときは必ずと言っていいほど、この筋肉に力が入っています。鎖骨の下にある胸の筋肉を押し続けながら、腕もグルグル回しましょう。


2. 脇の下のストレッチ 使っていなそうで、実はとても負担をかけている筋肉。肩を下からサポートしています。指を組んだら、伸びをして、そのまま体を傾けましょう。


3. 首の前側のストレッチ ここはかなり重要です。みなさん首の後ろや肩、背中など痛みを背面に感じることが多いと思いますが、この首の前側の筋肉。相当疲れています。

ここを楽にすることが首や肩こりを改善するための近道です。鎖骨を手で軽く押させて、そのまま顔を天井に向けます。そして右、左とゆっくりと首を動かします。




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