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執筆者の写真庭野 祥

子供を抱っこすると肩と首が痛み、腕に力が入らない(36歳女性)

更新日:2021年6月26日


現在、授乳中の子供が一人います。一か月位前から、子供を抱っこしていると肩と首が痛く腕にも力が入りません。


子供を抱いている時間が長いのか抱っこヒモが合わないのか、肩と首が異常なほどに痛くなります。


朝も首から肩が痛く、腕がしびれているような感じで力が入りません。また、首で頭を支えることすらつらいです。


睡眠も不規則でぐっすりと眠れないため疲れがとれず、毎日痛みと疲れが蓄積されている感じがします。


あまりにつらくて、近所のマッサージ店に行ってみたのですが、症状は改善されませんでした。



Aさんの主な症状

1:首から肩が痛い

2:首を支えているのがつらい

3:両腕がしびれた様な感じになる

4:ぐっすりと眠れず、疲れがとれない



施術後の経過


●1回目

カイロプラクティック治療で1、3の症状はほぼ改善

●2回目

来院時には、2と4の症状が軽減

●3回目

首から肩の痛みもなく、しびれもほぼ改善

●4回目

肩と首の関節の動きを広げる、上半身のバランス整える治療

●5回目

初診時の全ての症状が改善。今回の症状においては計5回で終了

(3週間で合計5回)



担当からのコメント

今回の症状は、抱っこヒモや、長時間の抱っこなどで首から肩につながる筋肉が疲労をしたまま回復できなかったことと、肩関節の動き悪くなった為に起こっていた症状でした。


子育てや家のことなど絶え間なく働いている筋肉は、固まったまま血流が悪くなり痛みや、しびれを伴う症状が出ることがあります。


首から肩、腕の硬まった筋肉を緩めて、肩の関節の動きを広げることで上記の症状は改善されます。


ご自宅では数秒という短い時間でも構わないので、上半身を伸ばすストレッチを行っていただけると、筋肉の疲労回復を促進したり、症状の再発予防にになったりもします。



▼ACカイロがオススメする「首や肩を楽にするため」の、手軽にできる「胸、脇の下、首のストレッチ」


お子様の抱っこで実は「胸の前、脇の下、首の前」などもとても疲れています。それらのセルフケアをすることで首や肩の負担軽減に役立つストレッチを動画と文字でご紹介いたします。

1. 胸の前側のストレッチ

腕を動かすときは必ずと言っていいほど、この筋肉に力が入っています。鎖骨の下にある胸の筋肉を押し続けながら、腕もグルグル回しましょう。


2. 脇の下のストレッチ

使っていなそうで、実はとても負担をかけている筋肉。肩を下からサポートしています。指を組んだら、伸びをして、そのまま体を傾けましょう。


3. 首の前側のストレッチ

ここはかなり重要です。みなさん首の後ろや肩、背中など痛みを背面に感じることが多いと思いますが、この首の前側の筋肉。相当疲れています。


ここを楽にすることが首や肩こりを改善するための近道です。鎖骨を手で軽く押させて、そのまま顔を天井に向けます。そして右、左とゆっくりと首を動かします。

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寝る時間が不規則になったり、そもそも体を休めなかったりと、自分の体になかなか構うことができないと思います。


そんな中、ストレッチの時間を作るなんて論外かと思います。お忙しい毎日で睡眠時間の確保も難しいのであれば、少しでも体が休みやすい(回復がしやすい)状態を作ることが大切になってくるのではと思います。


できたら朝、昼、晩がいいのですが、まずは1日1回からでも構いません。

明日からぜひ実践をしてみてください。


お子様連れでは外出が不安、預ける場所がない、といった場合にも当院ではお子様とご一緒に施術を受けていただけます。


小さいお子様は施術の途中で、ほとんど全員泣きますが何も問題はございませんので、その点もご安心ください。



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