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執筆者の写真庭野 祥

インタビュー: 正社員から業務委託へ。 筋肉・筋膜へのきめ細かい施術と運動不足問題に取り組む、藤川先生のACカイロでの働き方

更新日:2021年7月29日


藤川 宏明 (ふじかわ ひろあき) 1986年、東京生まれ。 中学時代の野球で故障し、独学でリハビリを学んだことをきっかけに、カイロプラクティックの道を志すようになる。 高校卒業後、東京でカイロプラクティックを学べる「RMIT大学日本校カイロプラクティック学科」に入学。 4年のプログラム修了後、日本橋のカイロプラクティックで4年間の勤務を経て2017年4月にACカイロプラクティックへ入社。 現在は首、肩、腰への施術やセルフケアのアドバイスを強みとし、クライアントの運動不足から来るカラダの不調について研究を重ねている。



Q1. カイロプラクターになったきっかけを教えてください


A1. 中学時代の野球がきっかけで「カラダについて学ぶ」、「手に職をつける」の2点の理由でカイロプラクターになろうと思いました。


中学生の時に野球をやっており、一時期野球のトレーナーになりたいと思っていた時期がありました。 そのことがきっかけで、「カラダについて学びたい」、「手に職をつけたい」という自分の思いからリサーチして、カイロプラクティックに行き着きました。


当時、WEBサイトでカイロプラクティックの学校を見つけて、日本で唯一カイロプラクティックを学べる学校を見つけて入学を決めました。 4年間のカリキュラムを修了し、日本橋のカイロプラクティックで4年間働き、2017年にACカイロプラクティックに就職しました。


キャリアとしては2020年3月現在までに、約10年程の経験を積んでいます。



Q2. カイロプラクターとしてのやりがいは何でしょうか?


A2. 自分の知識・スキルが試される緊張感と、テレワークから来る体調不良への施術とアドバイスを提供できることにやりがいを感じます。


クライアントと一対一で施術やアドバイスを提供するため、自分がどれだけ勉強して、練習してきたか試される環境がやりがいに繋がっていると感じます。


また、最近はコロナウイルスの影響で多くのクライアントがテレワークに移行し、体調不良を訴えるケースが増えています。 自分の仕事は、そのようなテレワークから来る体調不良の原因やセルフケアの方法について処方箋をお伝えし、健康に貢献することができるので、とてもやりがいを感じている日々ですね。


ちなみに、テレワークにより運動不足になる方が多く、カイロの施術だけでなく、自宅でのセルフケアや座り方、コアトレーニング等の積み重ねが大切だと痛感しています。




Q3. これだけは誰にも負けない! というご自身の強みとこれからACカイロでの仕事で伸ばしたいスキルを教えてください。


A3. 首・肩・腰への根本アプローチと、筋肉・筋膜に関する施術が強みです。 これからは、運動不足解消に向けたセルフケアを強化していきたいと思います。


クライアントは主に3つのカラダの不調を抱えていらっしゃることが多いです。 それは、首・肩・腰の3つ。 カイロプラクティックは、その3つの問題に対して、根本的にアプローチできることが最大の強みだと感じています。


私自身の強みは、筋肉や筋膜のケアです。

デスクワークで座りっぱなしの姿勢が増え、筋膜が固くなったり、ねじれてきたりという問題を抱えるクライアントに対して、筋肉や筋膜の視点からカイロの施術を実施し、セルフケアで必要になるストレッチ、正しい姿勢のアドバイスをクライアントに合わせて提供できます。


今後、私が伸ばしていきたいスキルは運動不足へのセルフケアです。

仕事中心の生活により、どうしても生じる運動不足に対して、必要に応じて何のトレーニングが必要か、自宅でどんなトレーニングをすべきか、クライアントにオーダーメイドで伝えられるようになりたいと思っています。



Q4. ACカイロでの働き方を教えてください


A4. 3年間は正社員、いまは業務委託の形で働いています。 時間的な余裕ができたので、現在の働き方に満足しています。


2017年の入社から2019年5月まで週5日勤務のフルタイム正社員としてACカイロで働いてきましたが、院長の庭野と相談し、2019年6月からは週2-3日、集中して働く業務委託形式に変更しました。


自分は結構休みが欲しいと思っていたので、いまの働き方のほうが、正社員時代よりも合っていると感じています。



Q5. 一緒に働いているメンバーとACカイロ内の雰囲気を教えて下さい


A5. 同じ学校の卒業生なので、違和感なく働けている


院長の庭野を含め、同じカイロプラクティックの学校を卒業したメンバーと一緒に働いているので、とても違和感なく働けています。


以前勤務していた場所と違うアプローチなどは、しっかりと教えてもらうことができたので、いまは自分が率先して教えることができるようになりました。



Q6. 印象に残っている施術エピソードを教えて下さい


A6. 2017年の4月にいらっしゃったクライアントの股関節の痛みが、施術とセルフケアを通して1年後にフッと消えたこと。


ACカイロに入社してすぐに治療を行ったクライアントが印象に残っています。 当時、股関節の痛みが強い症状を訴えていて、色々と施術やセルフケアのやり方をお伝えしたのですが直ぐには治りませんでした。


有り難いことにクライアントからの信頼をいただき、継続して治療に取り組んでいたところ、施術を開始して1年後にフッと痛みが消えたのです。 これには、クライアントも私もビックリしましたね。 ただ1つ言えることとして、継続して施術やセルフケアを続けることが、完治に繋がったということです。 今でも、このクライアントにはメンテナンス等で通ってもらっています。


クライアントのセルフケアへの意識は強く、テレビやYouTubeで勉強して実践された話もするので、自分も勉強になることがしばしば。 お互いに学び合っている形で、いまでも通い続けてもらっているくらい良い関係を築けています。


クライアントに毎日取り組んでもらった、股関節のストレッチ



Q7. ACカイロで働いていて良いなと思っている点と、改善して欲しい点を教えてください


A7. 中目黒の明るい環境で、個室で施術できることは有り難いです。 一方で、施術以外の業務は改善してほしいと思います。


まずは立地の部分で中目黒というのはとても良いです。 転職する際に、妻から「中目黒エリアに住みたい」というリクエストがあり、Facebookの求人投稿をきっかけにACカイロに応募しました。 私自身も前職の日本橋から環境を変えたいという思いがあったので、この目黒川が見下ろせる、明るくてクリーンな環境で働けるのはとても良いと感じています。 今は世田谷に住んでおりますが、電車で中目黒まで10分程度なので、通勤もとてもストレスなく行えています。 また、中目黒という立地上、仕事だけでなく知人と会うことになっても、とても便利で助かっています。


次に、決まった個室で施術できることも良い点だと思います。 前職では、決まった施術スペースが無く、回転の早いローテーションで施術を行うスタイルでした。 今では自分の個室を持って、オーダーメイドでお客様へじっくり施術を提供することができるので、とても満足しています。


逆に改善して欲しい点は、施術以外の業務を行わなければいけない点でしょうか。 私は前職の経験から、予約や支払い等の基本的な部分は特に問題なく行なえますが、慣れていない方ですと大変かもしれません。



Q8.ACカイロと他のカイロプラクティックは何が違うと思いますか?


A8. 完全個室と、セルフケアをしっかりお伝えする姿勢だと思います。


上記でも述べた目黒川を眺められる個室という恵まれた環境で、オーダーメイドの施術を行えることは他のカイロプラクティックと違う点だと思います。


また、ACカイロでは「自分のカラダは自分で治す」がコンセプトなので、ストレッチ等のセルフケアやトレーニングをクライアントに合わせて提供することが徹底されていて、そこが他のカイロとは明確に違うと思います。 施術を受け身で受けるだけでなく、クライアント自らケアの方法について質問をいただくことも多々あるため、コンセプトがしっかりとクライアントまで浸透している証拠だと思いますね。



Q9. 将来の夢を教えてもらえますか?


A9. 震災やパンデミックの時に、カイロの施術やセルフケアで貢献できる人間でいたい。


2011年の震災時は、まだカイロを勉強中で何もできない自分がいました。


今は、そこから成長し、テレワークが増えて体調不良になった方や、その他のカラダの問題で困っているクライアントに対してカイロを通して貢献できている実感があります。


今後も、世の中の状況が大きく変化しても、クライアントにカイロやセルフケアのアドバイスを実施し、少しでも貢献できるカイロのプロフェッショナルでありたいと思います。



Q10. 将来一緒に働くメンバーへ一言メッセージをお願い致します!


A10. クライアントと接する業務を楽しめる方であれば、ACカイロでの業務を通じて、やりがいを感じてもらえる環境があります。 サポートは積極的に行いたいと思いますので、ぜひ一緒に、長期的に働ければと思います!




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