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運動は一体何から始めるのが正解か。あなたは知っていますか?

更新日:2021年6月26日

患者さんからよく聞かれる質問に「私はいったい何の運動をしたらいいでしょうか?」というものがあります。今回はそれについてのお話です。


運動をそもそもしたことがない人。運動から長らく離れていた方に読んでいただきたいです。

そして答えは

「興味がありそうなものなら、取り敢えずなんでもいいです!!」


これを読まれて苛立ちを覚えられたら、ごめんなさい。

しかしこれが私の正直な答えです。


好きだから続けられる

その理由はつまらないと継続ができないからです。世の中には効果的な運動やエクササイズなどは実際には色々とあると思います。


だからと言って、そもそも楽しくもないのを続けるのは中々大変な努力が必要だとは思いますせんか??


まずは「運動をやってみようかな」と思われたことは大変に素晴らしいことだと思います。現状のままだとまずい、少しでも何かを変えていきたいという決意のあらわれだと思います。


その素晴らしい思いが、つまらない運動というものに邪魔されないためにも、やって楽しい運動をするということこそが、とても重要になってきます。


そのような意味で「やって楽しいのであれば、運動の種類はどれでもいいですよ」というのが正式な答えになります。



結局は何の運動がオススメなの?

そこで「やって楽しい運動って何なの?」と疑問がわくかと思います。当たり前の話なのですが、実際にこれは取り敢えずやってみないことには分からないと思います。


今までに運動をした経験がある人(例えば学生時代にやっていたスポーツや習っていた踊りがあるなど)は、以前やっていた運動を再開するのが一番手っ取り早いかもしれません。


しかし色々と道具を新調して買う必要があったり、そもそも人数が大勢いないとできなかったりでは、明日から始めるのは大変かと思います。



そこで私は靴があればできる、ジョギングをまずはお勧めしたいです。

私も体調管理の一環として、週に3、4回は朝出勤前に1時間ほどゆっくりジョギングをしています。そもそも走って体を動かすことが気持ち良いのですが、その他の走っている理由として


  • 家からすぐ運動が始められる

  • 街並みにを眺めながら走る

  • 走りながらオーディオブックやyoutubeで勉強ができる

  • 1日の体の調子が良いこと

  • 適度に日焼けができること


などが挙げられます。



私は元々短距離はわりと得意でしたが、しかし中長距離は、小さい頃から本当に大嫌いでした(ましてや体育の授業のマラソンとか、マラソン大会なんて思い出しただけでも、、、)。


皆さんも、小学生のときなどにマラソンの授業や、年に一度のマラソン大会などがあったのではないかと思います。


その当時自分や周りの友達の中にどれくらいマラソン大会が好き!!という人がいたでしょうか?少なくてもクラスの大半がそうだったケースは稀なのではないかと思います。


ただこの子供の頃に多くの人が嫌い・苦手だったはずのマラソン大会。

大人になった現在、周囲にマラソン大会などに参加している人が多くありませんか??


実際にマラソン大会は全国各地で毎年開催されいています。その中でも東京マラソンは、参加希望者が多すぎるため、いつも抽選の応募倍率が10倍近くになっています。


それらの大会は参加希望者が多すぎてエントリーすら難しいものがあります。


つまり、幼少期に「嫌だな苦手だな」と思っても、大人になってからもう一度チャレンジしたら、「意外と楽しい」と思えた人が多いからこその、マラソンが多くの人に受け入れられているのではないでしょうか。



大人になると感覚は色々と変わります

大人になると子供の頃に食べられなかったものが、美味しく食べられるようになったり、もしくはその逆だったり。


感覚が変わるだけではなく、小さい頃は体育の授業として半強制的にやらされていたものを、自発的に行うことでマラソンなども、それほど苦しくてつらいものと感じにくくなっ他のかもしれません。


チャレンジをしてみて、本当に嫌だったらそのときに止めればいいと思います。しかし最初からダメだ、嫌いだと決めつけずにやってみると意外と自分に合った、楽しくて長続きできそうな運動に出会うことができるかもしれませんよ。 余談ですが、私はこの人と話が合わなそうだな。。。と思っても、その先入観を少し置いておいて会話を続けると意外とそうでもないことが多々あります。


運動は一体何から始めるのが正解か。あなたは知っていますか?

についてお話をしていきました。



あとがき

たまに走るのは苦しいくらい、ゼーゼーハーハー息を切らさないといけないと思い込んでいる方がいらっしゃいます。


まずは走りながら会話も楽しめるくらいの心地よいスピードで(もしかすると歩くスピードとあまり最初は変わらないかもしれません)無理のない範囲で続けてみてください。


苦しくて、もう無理と思ったらゆっくり家まで歩いて帰ってくればよいのです。


例えば「30分運動をしてみよう!」と思ったら、全ての時間を走り切ろうとはせずにまずは10分歩いて、少し体が温まってきたら10分くらいゆっくり走ってみて、また最後は10分歩いて帰宅する。


というように設けた時間の中で、ウォーキングとジョギングの時間を無理のないところで組み合わせるとよいと思います。


そして少し体が慣れてきたら、歩く時間を少しずつ減らして、その分ジョギングに費やすとよいでしょう。


余談ですが、先日もビリーズブートキャンブを久しぶりにやったら、筋肉痛でその後2週間は運動もする気が起きなかったとおっしゃられていた患者さんがいました。


そこまで筋肉痛が出るほど、負荷のあるよい運動ができたのは喜ばしいのですが、運動後のダメージが強く出過ぎないようにするためにも、指定の回数の半分にするとか重りの重さを軽くするなどの調節は最初は特に必要でしょう。




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