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肩こりがひどく、肩甲骨あたりがゴリゴリします(25歳女性・会社員)

更新日:1月29日


半年前から肩こりがひどくなり、特に肩甲骨の内側がゴリゴリして痛みます。


特に思い当たる原因はありませんが、肩こりは慢性的で元々ひどく、また両側の二の腕にも張り感をいつも感じています。


仕事は内装の営業をしていて、取引先に直接見本の材料を見せるために重いものを運ぶことがよくあります。


頭痛や腕にしびれを感じることはありません。しかし肩甲骨のゴリゴリを気が付かない間に自分で触ってマッサージをしてしまうことが最近増えました。


腰痛には1年に1回くらい気になることがある程度です。


あと肩こりとは関係がないのですが、個人的に肥満もどうにかならないかと気になっています。




Iさんの主な症状

・両側の肩甲骨の内側がゴリゴリする

・左右の肩こりと二の腕の張り

・腰痛を感じることもある

施術後の経過

・1回目

初回のカイロプラクティック治療では、肩骨周囲の筋肉と背骨のバランスを整え、治療後は症状が70%ほど改善。

・2回目

初回の改善度合いは維持されつつ、治療内容は1回目の内容を継続しました。

・3回目

前回の治療後に症状の全てが改善され、患部はもちろんのこと、より全身のバランスを整えることを行いました。


その後症状の再発もなく、合計5回の治療で終了しました。


現在は疲れが溜まり過ぎる前に、体のメンテナンスを2〜3週間に1度くらいのペースでご来院をしていただいております。



担当からのコメント

肩甲骨の内側のゴリゴリ感は持続的な筋疲労により、固まった筋肉を動かそうとするときに起こっているものでした。


音が怖いのでそもそも動かしたくない方も少なくないと思います。確かに動かさないと音もしないので、そういう意味では安心かもしれません。


しかしこれは、ゴリゴリ音をさせながらも肩を動かした方が柔らかくなるので、やった方が良いです。逆に動かさないことで、固さがより進行する可能性があります。


症状の早期の改善に至れたのは、患者さんのお体の柔軟性が元々高いこと、また指導をさせていただいたストレッチやエクササイズも積極的に行っていただけたことが要因かと思われます。


同じような肩こりなどの症状でも、人によって症状が改善するスピードは様々です。


普段の生活の中で、仕事の内容や労働時間、生活のリズムを大きく変えるのはいきなりは難しいと思います。


しかし疲れて固まった筋肉を短い時間でも構わないので、少しずつストレッチを加えるなど自分の体に変化を与えると、疲れた体も一生懸命回復をしようと努めてくれます。


Iさんの場合は、ご本人も体調が良くなって来たので、ウォーキングと軽いジョギングを開始したとのことでした。


ちなみに骨盤が開くと太るなどと宣伝をしている所がありますが、もともと数ミリの幅しかない骨盤の関節が体型が変わるほど離れることもありませんのでご安心ください。つまりカイロプラクティック治療で肥満に対するダイエット効果を得ることは当院では無理です。*おそらく他院でも難しいと思います。


しかし体がよりスムーズに効率的に動けるようになることで、余分な負担が少なく、効率の良い運動(広い可動域での動き)を行うことはできます。


ご本人の努力は必ず必要になりますが、長期的に考えても、食事や間食を見直して、しっかりとした睡眠と継続的な運動を行うことが本当の肥満改善の近道だと思います。


▼ACカイロがオススメする「肩こりや肩甲骨のゴリゴリ感でお悩みの方」にも手軽にできる「胸、脇の下、首のストレッチ」


肩甲骨のゴリゴリ感に関しては、そのゴリゴリしている背中の部分にテニスボールを当てて仰向けで寝っ転がり、ご自分でマッサージをするのがおすすめです。


しかしゴリゴリした肩甲骨の内側をマッサージをするだけでは不十分です。


そこで肩甲骨の動きと関係性の深い3つのストレッチをご紹介します。


肩や肩甲骨の動きの制限を改善して、肩甲骨の内側がゴリゴリするほどの負担を減らすためにも、肩や肩甲骨とは一見関係のなさそうな、これらの仲間の肩の働きを高めることがとても重要です。

1. 胸の前側のストレッチ 腕を動かすときは必ずと言っていいほど、この筋肉に力が入っています。鎖骨の下にある胸の筋肉を押し続けながら、腕もグルグル回しましょう。


2. 脇の下のストレッチ 使っていなそうで、実はとても負担をかけている筋肉。肩を下からサポートしています。指を組んだら、伸びをして、そのまま体を傾けましょう。


3. 首の前側のストレッチ ここはかなり重要です。みなさん首の後ろや肩、背中など痛みを背面に感じることが多いと思いますが、この首の前側の筋肉。相当疲れています。

ここを楽にすることが首や肩こりを改善するための近道です。鎖骨を手で軽く押させて、そのまま顔を天井に向けます。そして右、左とゆっくりと首を動かします。




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