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右の半身を中心に痛みや張りを感じています(43歳男性・会社員)

更新日:2021年6月11日


ここ5〜6年は、週に3〜4日テニスをしています。


主に右の半身の首から肩、右の肘から手首にかけて、右のお尻、右のスネを中心に筋肉の張りや痛みを感じています。


元々体が固いためストレッチは苦手です。


やらなければとは思っていますが、体を伸ばすとストレッチの痛みが強いためにそれにめげて途中で断念してしまいます。


そのためかテニスのレッスン中は自分では、力を入れているつもりはなくてもコーチから「力んでボールを打っている」といつも指導されます。


しかし自分でもどうしていいのか分からずそれも困っています。


疲れがたまりすぎるとたまにぎっくり腰になることも以前はありました。




Aさんの主な症状

・右首から肩にかけての張りと痛み

・右の腕(肘から手首)の張りと痛み

・右のお尻に張りと痛み

・右スネに張りと痛み



施術後の経過

2回のカイロプラクティック治療で1〜4の症状は8割程度改善されました。


またそれに伴いご自宅で出来る簡単なストレッチの方法とストレッチポールを使ったエクササイズを指導させて頂き、帰宅後に実践をして頂きました。


3回目の治療後には、力まずにテニスが出来るようになったことをコーチからも指摘を受けてご本人もとても喜んでいました。


症状が軽減するとともに普段使い慣れていなかった体の他の筋肉が動きだし、いつもよりも違った場所に筋肉痛を覚えることが当初ありましたがそれも徐々に改善されて行きました。


初診時の症状は合計5回の治療で改善しました。


また今後もテニスを続けて行きたいということで、体のコンディションをおよそ3週に1回のペースで整えながら日々の運動を楽しんでいます。


担当からのコメント

長年の疲労の蓄積が今回のような症状を起こしていました。


筋肉や関節などを傷めていることはありませんが、繰り返される同じ運動(今回の場合はテニス)により偏った場所、特に右半身を中心に疲れが溜まっていました。


疲れ凝り固まった筋肉が張り感や痛みを起こしており、それらの疲労を取り除くとともに体のよりスムーズな動きが行えるように背骨や骨盤、股関節を中心とした場所にもカイロプラクティック治療を行いました。


またご自分でもストレッチポールを使った体操やストレッチを実践して頂き、治療以外でもご自分で積極的にケアをすることを心がけてもらいました。


治療が進むにつれて体の柔軟性も増し、以前よりも無理なくストレッチが出来るようになり今では運動の前後はもちろん、日中や寝る前にも行って頂いています。


体の筋肉が凝り固まった状態にあると、ご本人が特に意識をしなくても「体に力が入った状態」になってしまいます。


せっかく運動をするのであれば、まずは体のバランスを整えた上で始められるとより安全で運動効率も良くなるでしょう。



▼今回の症状に対するACカイロがオススメする「3つのセルフケア」

今回のAさんにもセルフケアとして実践をしていただいた3つの方法をお伝えします。


1・お尻周りの股関節をテニスボールなどを利用して柔らかくする

2・股関節の前側、鼡径部の筋肉をストレッチで柔らかくする

3・肩関節、肩甲骨周囲をストレッチで柔らかくする


1・お尻周りの股関節をテニスボールなどを利用して柔らかくする

まずは上の動画を参考にしていただいて、お尻の緊張を取っていきましょう。またお尻の筋肉を柔らかくすることは、股関節の前側と拮抗関係(裏表)がある、2のストレッチとも深く関わりがあるので、しっかりとテニスボールを使ってお尻の筋肉を柔らかくし、股関節を動かしやすくしましょう。



股関節の前側、腸腰筋(ちょうようきん)のストレッチ

2・股関節の前側、鼡径部の筋肉をストレッチで柔らかくする

2つ目のセルフケアは腸腰筋(ちょうようきん)のストレッチです。


股関節の前側にある筋肉なのですが、踏み込んだり、ボールを打つときに体を回転させたり、お仕事で座っている時間が長くなるとこの筋肉は知らず知らずのうちに固まってしまい、股関節の動かしづらさ、痛み、そして腰の負担を増やしてしまいます。


大きな筋肉なので、30秒〜から1分ほどゆっくり伸ばすと効果的です。


お尻と腸腰筋の両方を動かすことが大切なので、ぜひ実践してみてください。



3・肩関節、肩甲骨周囲をストレッチで柔らかくする

次に肩甲骨の動きと関係性の深い3つのストレッチをご紹介します。


肩や肩甲骨の動きの制限を改善して、肩甲骨の内側がゴリゴリするほどの負担を減らすためにも、肩や肩甲骨とは一見関係のなさそうな、これらの仲間の肩の働きを高めることがとても重要です。

1. 胸の前側のストレッチ 腕を動かすときは必ずと言っていいほど、この筋肉に力が入っています。鎖骨の下にある胸の筋肉を押し続けながら、腕もグルグル回しましょう。


2. 脇の下のストレッチ 使っていなそうで、実はとても負担をかけている筋肉。肩を下からサポートしています。指を組んだら、伸びをして、そのまま体を傾けましょう。


3. 首の前側のストレッチ ここはかなり重要です。みなさん首の後ろや肩、背中など痛みを背面に感じることが多いと思いますが、この首の前側の筋肉。相当疲れています。

ここを楽にすることが首や肩こりを改善するための近道です。鎖骨を手で軽く押させて、そのまま顔を天井に向けます。そして右、左とゆっくりと首を動かします。




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