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インタビュー: 小児カイロのパイオニア、臼田先生のACカイロでの働き方

更新日:2021年6月12日


臼田 純子 (うすだ じゅんこ) 静岡県出身。 代替医療に興味をもったことがきっかけで、カイロプラクティックの道を志すようになる。 高校卒業後、東京でカイロプラクティックを学べる「RMIT大学日本校カイロプラクティック学科」に入学。 5年のプログラム修了後、オーストラリアでの小児カイロの認定コース資格、英国大学院への編入、 東京/神奈川のカイロプラクティック治療院で3年の勤務を経て、2016年6月にACカイロプラクティックへ入社。オーストラリアでは小児カイロの先駆者であるカイロプラクターの元で学んだ。 現在はお子様のケアを強みとし、東京と静岡の2拠点で活動。 特にお子様の頭の形のケアに力を入れている。2020年1月には、東京・駒場に自身の2店舗目となる「ヘルシーライフセントラル 東京駒場院」を開業。



Q1. カイロプラクターになったきっかけを教えてください


A1. 家族の病をきっかけに代替医療に興味をもち、カイロプラクターになろうと思いました。


元々は医療系の大学を目指していましたが、大学受験時に代替医療に興味をもち調べた結果、カイロプラクティックを選んで「RMIT大学日本校カイロプラクティック学科」に入学しました。 ACカイロプラクティック院長の庭野とは、同じタイミングで入学した同級生です。


上記学校を卒業後、オーストラリア留学と英国大学院での修士号取得を経て、2014年にカイロプラクティックに就職し、東京と神奈川に拠点のあるカイロプラクティック治療院で3年間勤務し、2016年6月にACカイロプラクティックへ就職しました。


Q2. カイロプラクターとしてのやりがいは何でしょうか?


A2. 症状や問題が改善したとき、お子様の発育を実感したときにやりがいを感じます。


私の小児カイロの治療では、写真を撮影することで施術の事前/事後の頭の形がわかるようにしています。 実際に、施術を通してクライアントのお子様の頭の形が改善されていることを写真で明確にわかると嬉しく思います。


お子様の発育についてご両親から嬉しい報告をいただくことも多くて、それもやりがいの一つになってます。


また、私は親ではないですが、小児カイロを通してお子様が成長されていく姿を見守ることができるのは、とても幸せだと感じています。


インタビューに応じる臼田先生。 換気・消毒が徹底されていた


Q3. これだけは誰にも負けない! というご自身の強みを教えてください。


A3. お子様の頭の形のケアが強みです。 この部分のケアができることで、お子様が大人になっていく際の運動機能の向上等、施術した方の長期的な健康に貢献できると考えています。


小児専門カイロプラクターとして、お子様の頭の形のケアに力を入れています。 伝統と歴史のあるイギリスの大学院で小児カイロを学び修士号を取得しているため、 体への負担が少なく安全性の高い施術を提供できます。また、発育や健康についてカイロプラクターの目線からのきめ細やかなアドバイスを行っています。


実は、頭の形は見た目の問題だけでなく、お子様の運動の発達などに関わってくる重要なことです。 小さなお子様では、脳の神経回路が日々増えています。この時期に形成される運動のパターンが、そのお子様の運動機能や姿勢の土台になります。


そのため、小児カイロで骨格のケアをすることで頭の形の変形を予防したり進行を抑制し、運動の質が良くなる可能性があります。


臼田先生が取得した資格。 右側は2014年に取得した英国大学院の修士号



Q4. ACカイロでの働き方を教えてください


A4. 3年半は月18日勤務の正社員、現在は月2日の業務委託の形で働いています。 静岡との2拠点生活を可能にする柔軟な働き方ができました。


2016年6月の入社から2019年12月まで週4日勤務のフルタイム正社員としてACカイロで働いてきましたが、2020年1月からは自身の「ヘルシーライフセントラル 東京駒場院」を開業したため週1日に変更、2020年6月からは月2回の業務委託形式に移行しています。


前職では週5で東京・神奈川、月に2回4日間で静岡という休みの少ないニ拠点生活でしたが、ACカイロでは月18日 (週4日) で仕事を行っていたため、ニ拠点生活を続けながら自分の休日を確保することができました。



Q5. 一緒に働いているメンバーとACカイロ内の雰囲気を教えて下さい


A5. 新規のお客様を任せてもらえて、臨床経験を積める良い環境


ACカイロは、院長の庭野が新規のお客様を任せてくれるため、臨床経験を積むのに良いカイロだと思います。 もしカイロプラクターが大人数いる治療院 だと新規のお客様がいらっしゃっても担当する機会は減ってしまうためです。


また、各々の治療方針や施術方法を尊重してもらえるので、カスタムメイドの施術を行うことができる、自由な雰囲気だと思います。




Q6. 印象に残っている施術エピソードを教えて下さい


A6. 小児カイロを通して、正しいハイハイができるようになったお子様。


初回来院時に定型のハイハイができなかったお子さんが、施術のすぐ後から定型のハイハイができるように変わったケースが印象に残ってます。


ちなみに、定型ではないハイハイとは片方だけ肘をついていたり、相互に足を出せなかったりするパターンです。そのほかに、座った姿勢のまま前進移動するケースもあります。



Q7. ACカイロで働いていて良いなと思っている点と、改善して欲しい点を教えてください


A7. 臨床経験を積むことができることが良いと思います。 一方で、施術以外の業務量が多い部分を改善してほしいと思っていました。


やはり新規のお客様を任せていただけるので、臨床経験を積めることが良い点だと思っています。フルタイムで勤務していた時には出勤日や勤務時間について柔軟に対応してくださったこともありがたかったです。


花見で有名な目黒川沿いにACカイロプラクティックがあるので、春には桜がよく見れます。緑が多くて窓からの景色が良いので気持ちよく仕事ができるところもよいです。都会過ぎず落ち着いていますが、飲食店やカフェなどがたくさんあり利便性の高いエリアです。


改善して欲しい点は、施術以外の業務量が多い、勤務時間が長く休憩時間がとりにくい点です。 ただ、最近では洗濯を外注したり、ルンバの導入で掃除を自動化したりと、色々と改善されたので今はそこまで改善してほしい点は無いかもしれません。



Q8.ACカイロとヘルシーライフセントラル 東京駒場院 の違いを教えて下さい。


A8. 3-4人のご家族でいらしてもくつろげる高い防音性と広い施術空間だと思います。


小児カイロの施術の場合、3名以上のご家族で一緒に来院されることが少なくありません。家族やきょうだい複数人の施術をまとめて引き受けることもよくあります。ヘルシーライフセントラル 東京駒場院では、ソファーでくつろぎながらお待ちいただくスペースをご用意しました。


また、産後のケアを受ける親御さんに施術中も安心していただくため、ベビーサークルやおもちゃも完備しています。 窓と室内引き戸はすべて二重になっており、防音性の高さも特徴です。お子様が大きな声で騒いでも、周りを気にしないで過ごすことができます。


その他、消毒の徹底や換気性の高さ、さらに空気清浄機も備えています。ACカイロプラクティックも換気と衛生に配慮していますので、やはり「広さ」と「防音性」によるご家族で快適に過ごせる環境であることが一番の違いだと思いますね。



Q9. ヘルシーライフセントラルの究極の理想/目標を教えてもらえますか?


A9. 治療院の名前には、「健康な人生のハブステーションになりたい」という思いが込められています。子どもから大人まで、施術した皆さまが健康な人生の土台を築いてほしいと願っています。


実は学生の時に、インターンとしてカイロプラクティックの施術をしていた際に気づいた事があったんです。 それは、「オフィスワーカーのカラダが疲弊している」ということです。 どうしてこんなに疲れているんだろう…と考えてお客様と対話を重ねると、子供の時の大きな怪我や転倒、小さい頃からの姿勢の悪さが背景にあることが多かったんです。


結局、今の症状は、人生のこれまでの積み重ね。 小さい頃から良い姿勢や正しいカラダの使い方ができていればこんなひどくなっていないはずなんです。 小さな赤ちゃんでは、運動の偏りやむきぐせの結果が頭の形の変形として現れることがあります。私は小児カイロプラクターとして、お子様の骨格のケアを行うことで健やかな発育と健康の土台づくりをしたいと思います。


そのために、ずっと学び続けること、1回1回の施術に新鮮な気持ちで丁寧に向き合いたいと思います


Q10. 将来一緒に働くメンバーへ一言メッセージをお願い致します!


A10. 庭野院長がチャンスを沢山与えてくれるので、ACカイロは臨床経験を積むのに、最適な場所だと思います! 来院されるお客様一人ひとりに、そのときご自身でできる最高の施術を提供してもらえればと思います!





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