常に疲労感がある、昼寝をしないと一日もたない、やる気が出ない…といった症状が倦怠感です。倦怠感と言っても程度や感じ方は人それぞれですが、カイロ治療院で訴えられる症状の中では非常にポピュラーなものです。
ストレス、食生活、呼吸のクセ、運動不足または運動しすぎ、時には重大な病気などが原因となって倦怠感を引き起こします。
ここで、いくつかの倦怠感解消法を紹介していきます。
① 睡眠の確保
十分な睡眠は成長ホルモンの分泌や、インスリン量の調整などに必要です。就寝直前はカフェインなどを避けることはもちろん、インスリンやコルチゾールレベルが乱れるため数時間前から炭水化物を取る事を控えましょう。
② 適度な運動
週に3~4日、一回20~45分の軽い運動をする事で成長ホルモンや男性ホルモンの分泌が促され、倦怠感を感じる事が少なくなるでしょう。ただし、運動後は十分な休息時間を取る事が必要です。
③ To Doリストを書く
一日のお仕事や家事などやる事をリストにしましょう。今日出来る事を明日に延期すると、余計なストレスが生じます。また、無理にリストを増やしても、出来なかった時の焦りからストレスが生じますので、その日自分が出来る量をリストにしましょう。
④ 適当な血糖値の維持
朝昼晩の3食に加え、2回の間食を取るようにしましょう。血糖値を維持する事で気分が急に下がる事を防ぎます。間食は高タンパクで食物繊維の豊富なもの(チアシードや高野豆腐、ビーフジャーキーなど)が好ましいです。
⑤ 水分補給
体の水分不足は、ホルモンにアンバランスを生じ、回復に24時間もかかります。倦怠感だけでなく頭痛や便秘などの原因にもなりますので、十分な水分補給をしましょう。
こうしてまとめてみると、実際には家庭や仕事のストレスなど、対処の難しいものもありますが、睡眠や運動など日頃の生活習慣から改善できる事が多いですよね。
ご自身で十分に生活を改善しても倦怠感が抜けない場合は、病気が原因となっている可能性もありますので、お医者さんにご相談ください。
元気に健康的に生きる事って単純で、同時にとても難しい事です。治療を受けるだけではなく、生活習慣についても遠慮なくご相談ください。
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